takechang_bassの日記

関東近郊で活動中の趣味バンドにてベースを弾いています。主に音楽機材系(10年以上前の機材で)を書いていこうかなって 。定期的にscandal_tomomiとrinaに恋します。いろんなサイトから画像を勝手に拝借しています。不都合があれば消します。

私のバンド遍歴⑩~痛系オリジナル@渋谷~

 だんだん、恨み辛みを書き綴っていくシリーズになりつつあるのだけど、記憶のある限りで書き綴っているので、ちょっと合わなかったところは、やっぱり恨み辛みになってくるかも。

 

 時代的にCOVID‑19の大流行によって、活動が制限されてくるので、弾き場所を確保するために複数のグループに所属し始める。

 この当時は第2波当たり。

 コピーとは別にやっぱりオリジナルやりたしなので、オリジナルを物色。

 

 のっけからものすごい偏見だけど、 ボーカルの人は男女問わず個性が強い。半端ねぇって。

 特に歌い手がオンナの場合は輪をかけて個性が強い、本当に飛びぬけて強い。

 で、ここのバンマスはvo。

 まぁそうじゃなければマイク持てないけどさ。

 

 ここはオーディション方式だった。

 渡された曲は完成度がチビるほど高く、ざっと30トラック以上使用しているような曲で、vo以外すべて発注して作成したものとのこと。

 さぞかし、楽譜(コード譜でも)もしっかりしているのだろうと、楽譜と曲を比べてみると全然外れている…4小節に1回くらいしか合致していない。

 たまにメロがコードから外れているし。

 なのでオーディションまでほぼ耳コピ。逆に音源にした人たちはよくこんな状態で受注できたもんだなと思ったところ。(これがプロっていうことなのかな)

 

 当日、「久々のオーディション&新宿スタジオだな~」なんて気負いせずに、指定された時刻にスタジオに入ったら、先行のbaとスタジオ内で鉢合わせになるとか今思い返せば気まずい感じから始まったところだった。

 しかも鉢合わせしたbaってものすごく上手に見えるもで、足元もしっかりして、でっかい(きっと)こだわりの詰まったエフェクタボードだったし、スイッチャー(お高いやつ)なんて入れているし、高そうな竿使っているし、弦は張りたてピカピカだし。

無茶苦茶気合入っているなぁなんて思いながら、先行baを笑顔で送り出した。

 一方その時の私の装備は、初めて入るのスタジオだったこともあって、現場にどんなヘッドがあるかわからない手前、足元プリ(アウトボードプリアンプ)のリターン差しは使えない可能性があるので、使用せず。

 かといって、持っているマルチもアウトボード的な使い方をしているので、使用せず(重いっていうのもあり)となると、ミュート用のボリュームペダル+チュナーの組み合わせでしかないので、あとは現場調整か と。

 案の定、私の嫌いなマークベース(little bass)だったから対策としてはアタリ。

⇒マークベースにもセンド・リターンはあるけど、この機種はプリアンプセクションの前にリターンポイントがあるのでアウトボードプリアンプの意味をなさない構造のため。

 

 現場のオーディションはそつなくこなしたつもりではあるものの、きっと落選かなと思いながら家路に。

 あまり期待をしていなかったけど、後日落選との連絡があったので、「まぁ当然か」と次を探そうとしていた矢先に、やっぱりお願いしますとの連絡。

 一度落としておいてそりゃねぇだろうと思いながらも、特に弾く場所がなかったので引き受けることに。

 後日聞いた話では、オーディションの時はDr(マルチプレイヤ)とVoだけが決まっていていGtもその時はオーディションだったらしい(結局彼しか来なかったらしいので決まりだったけど)

 

 いざ、スタジオ入ってみたら、初回からgt来ないし(そのまま抜けた)、3回目のスタジオでDr(マルチプレイヤーの彼)の首をバンマスが切るし、なかなかの波乱の船出じゃん。 

 ということで、voと新参者の私とでメンバー探しをすることに。(ここから拠点を渋谷に)

 ひとまずいい感じで経験もそれなりのgtが来てくれそうになったので、3人でdr探しへ。

 

 その中で、バンマスが突然「ライブを優先したい。不足パートはサポートでも雇えばいい」なんて暴挙に出る。

 目先のステージだったならサポートを雇うことで乗り切ることはできる。その後はちゃんとメンバーとして受け入れるべきでは?と意見(この意見はgtも同じ意見)を述べてみるも、ずっとサポートでも構わないとの考え。

 まずは考え方は理解したけれど、

  • 毎回同じ人ではない可能性もある
  • 雇う分、毎回の費用が掛かる
  • 仮に都度サポートを雇うとして、そのパートはしっかりした楽譜を用意出来ること。

が条件と考えると、聞いてみるも本人は書けないとのこと。

 ならば、サポートであっても相当数スタジオに入らなければならないので、メンバー受け入れも大差ないとなだめてみても、全然曲げず。

 挙句の果てに、「gtと意見が合うのであれば2人でやればいい。私(vo)は抜けるし、以降私の曲を使用するのであれば訴えるから」と。

 もうgtと苦笑するしかないよ。

 楽曲の使用はこっちから願い下げだけど、そんなにきつく言ってはいないし、ごく一般的な考え方と思っていたけどなぁ。

 

 一応、その後試しスタジオに入る予定だったdrの人とこの話をしてみたけれど、我々の考え方で不自然な部分はないとのこと。

 ちょっと彼にはかわいそうなことしたけど、彼にはもっといいところでたたいてほしい。(またいい青年なんだわ)

 

なんだか、振り返ってみて最初から最後まですごい失礼なところだった。やっぱりファーストインプレッションの違和感は正しそうだね。

 

●活動サマリ
 活動期間:3か月
 ステージ:なし
 レコーディング:なし